2024年2月26日、株式会社七福堂は、「個人向けファイナンス・アプリの市場予測と企業別市場シェア(2023~2034)」の調査レポートを作成いたしました。
本レポートは、個人向けファイナンス・アプリの世界市場について分析を実施。
世界の市場規模を予測し、同業界において事業を展開する企業別の市場シェア、アプリのニーズと機能動向などに対して、定量・定性的な分析結果を報告するものになります。
[補足:個人向けファイナンス・アプリとは、ユーザーが自身の収入、貯蓄残高および増減、また投資ポートフォリオのパフォーマンスを一元管理することを可能とするツール。主にiOS、Android、Webブラウザによって駆動するものと定義]
同レポートからの抜粋内容
レポートからの抜粋内容として、以下の調査結果のご共有をこの場を借りて行わせていただきます。
- 2034年の個人向けファイナンス・アプリの市場予測
- 個人向けファイナンス・アプリ市場の成長要因
2034年の個人向けファイナンス・アプリの市場規模予測
2023年の世界レベルにおける、個人向け家計簿アプリの市場規模は約17億米ドルと推計。
同市場規模は、2034年までに54億米ドルに達する見込みとなっています。(年平均成長率、CAGR=約12%)
ファイナンス・アプリの市場規模予測
(2023-2034)
出所:㈱七福堂にて作成
ファイナンス・アプリ市場の成長要因
個人向けファイナンス・アプリの堅牢な成長を支える要因としては、主に途上国におけるスマートフォンやデジタルデバイス、インターネットへのアクセスへの普及率の伸びが背景に存在。
具体的には、ASEAN諸国地域では、インターネット普及率は2016年から2022年にかけて急激に成長。
ASEAN諸国の人口増加率は2020年には約1%程度と緩やかなペースになりつつあります。しかしながら、インターネット普及率やPCおよびモバイルデバイスの普及は未だ堅調に成長。これらが個人向けファイナンス・アプリを含むアプリ市場の成長を後押しする要因となっています。
(中南米とアフリカにおいても、同様にインターネットおよびデバイス普及率が個人向けファイナンス・アプリの成長を下支えすると予想)
ASEANにおけるインターネット普及率の推移
出所:世界銀行(WorldBank)などデータを基に㈱七福堂が作成
本レポートに関するお問い合わせ
「個人向けファイナンス・アプリの市場調査レポート(2023-2034)」の内容
- 2034年の個人向けファイナンス・アプリの市場予測
- 地域別予測:北米
- 地域別予測:欧州
- 地域別予測:アジア太平洋地域
- 地域別予測:中等およびアフリカ
- 地域別予測:中南米
- 個人向けファイナンス・アプリ市場の成長要因
- 人口動態予測
- インターネット普及率
- モバイルデバイス普及率
- PC普及率
- 金融市場動向
- 個人向けファイナンス・アプリ市場の成長に関連する制約要因
- GDPRなどの個人情報に関連する法規制
- セキュリティ技術による制約
- 個人向けファイナンス・アプリ市場における代表的なプレイヤー
- 代表的なプレイヤーの市場シェア
- 代表的なプレイヤーのアプリの特徴
- 個人向けファイナンス・アプリに求められる機能のトレンド
- 個人向けファイナンス・アプリのデバイス別の動向
本レポートに関するお問い合わせ先
販売価格や版などについては、以下、連絡先までお問い合わせください。
- 株式会社七福堂
- 代表取締役:玉本真也
- 所在地:東京都豊島区東池袋1-36-7-2F
- 担当者電話番号:050-1809-1379
- 事業:
- マーケティング・リサーチ
- 経営コンサルティング
- メディア運営事業など